造成|土砂崩れ・法面保護対策
切土・盛土で形成される法面(のり面)の安定を確保し、降雨時の浸食や斜面崩壊を防止するための基本対策です。
① 法面整形・勾配設計
- 地質・土質・地下水状況を踏まえ、安定勾配を設定(例:1:1.5 など)。
- 切盛後、表面を整形・転圧し、不陸を解消して滑り面の形成を抑制。
- 必要に応じて段切(ベンチカット)で排水と安定性を改善。
② 土留・擁壁(構造物対策)
- L型・重力式擁壁、親杭横矢板・杭式土留など、計画に応じて選定。
- 基礎地盤の支持力確認・配筋・背面排水を適切に施工。
- 施工中は周辺地盤の変位管理(傾斜・沈下)を実施。
